基礎から学ぶ
「図面の読み方・描き方」
■ 普段の業務で3D-CAD図面を扱っているが、二次元の投影図や寸法、公差の指示など
を基礎から学んだことが無い方
■ 企画、営業、調達部署など、ビジネススキルとして図面の読み方描き方を学びたい方
■ JISに基づく図面を学び直したい技術者の方
S230928NW
Zoomオンラインセミナー
開催日時:2023年9月28日(木) 10:30-16:30 (10:25受付開始)
受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円[税込] / 1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込] / 1口(3名まで受講可能)
2004年 富士重工業株式会社(現・SUBARU)入社 スバル技術本部勤務
2006年から現在 日本大学理工学部勤務
2016年6月-9月 カリフォルニア大学バークレー校訪問研究者
<学会等委員>
日本機械学会 エンジンシステム部門 高効率エンジン燃焼技術の高度化研究会 主査
JSAE/SAE Small Engine Technology Conference Technical
Committee
自動車技術会 エンジンレビュー編集委員会 幹事
自動車技術会 電動二輪分科会 委員
日本エネルギー学会 燃焼部会 幹事
日本技術士会 機械部会 幹事
日々の業務において、図面を読む機会は意外と多いと思います。
○ 商談の場で、図面をもとに説明や議論がなされる
〇 機器を調達する際、カタログや仕様書に示されている図面を読む必要がある
〇 製品を検査する際に、図面を読む必要がある
〇 自社の製品を販売するときに、図面をもとに構造、仕様、特徴などを説明する必要がある
このように、図面を読む力は、機械設計者だけに必要な特殊技能ではありません。“もの”に広い意味で関係
する多くの方に必要なスキルです。
本講座は、「図面の読み描きに必要なこと」に重点を置いて、教育現場での経験を活かし、やさしく解説し
ます。図面の描き方を理解することで、読み方も自然と身に付きます。そのため、本講座では簡単な題材を用
いて図面の描き方も演習します。本講座を通じて、簡単な図面を描けるようにもなると思います。本講座を、
図面を学ぶ方の初めの一歩としてご活用ください。
1. 図面の基本
1-1 図面の様式とサイズ
1-2 線の種類と意味を読みこなそう
1-3 図面の尺度
1-4 工業規格(JIS, ISO)について
■ 理解度確認演習 1
2. 形状の表し方
2-1 投影法の種類と用途
2-2 透視投影(パース)と平行投影の違い
2-3 斜投影と直角投影の違い
2-4 正投影と軸測投影の違い
2-5 正投影法~第三角法と第一角法の読み方~
■ 理解度確認演習 2
3. 正投影法による図形の描き方
3.1 主投影図とは
3.2 投影図の数と向きの選び方
3.3 かくれ線の取り扱い
3.4 第三角法の図面を補助する投影法
■ 理解度確認演習 3
4. 断面の描き方
4.1 断面図の基本
4.2 全断面図
4.3 片側断面図
4-4 部分断面図
4-5 回転図示断面図
4-6 組合せによる断面図
4-7 断面で描かないもの
■ 理解度確認演習 4
5. 図面を合理的にする描き方
5.1 繰り返し図形などの省略法
5.2 その他の便利な作図法
■ 理解度確認演習 5
6. 寸法の記入法
6.1 寸法記入の基本
6.2 寸法の単位
6.3 基本の寸法記入法
6.4 寸法補助記号を用いた効果的な寸法記入
6.5 繰り返し形状の寸法記入
6.6 その他の寸法記入
■ 理解度確認演習 6
7. 表面性状の記入法
7.1 表面性状とは
7.2 表面粗さパラメータ
7.3 表面性状の図示法
7.4 表面性状の記入法
■ 理解度確認演習 7
8. 公差とはめあい
8-1 サイズ公差(寸法公差)とは
8-2 公差の表し方
8-3 はめあい公差
8-4 普通公差の示し方
8-5 幾何公差
■ 理解度確認演習 8
9. ねじ
9-1 ねじの種類
9-2 ねじの図示法
9-3 ねじの寸法記入
9-4 ねじの作図法
■ 理解度確認演習 9