基礎から学ぶ
電磁界シミュレーションの
原理・原則
FD、FDTD、FEM、MoM
~ ツールは何をしているのか知っておこう
※ FD(差分法)、FDTD(時間領域差分法)、FEM(有限要素法)、MoM(モーメント法)
S240308NW2
本セミナーは Zoomを使用いたします。
開催日時:2024年6月13日(木)13:00-17:00 (12:55受付開始)
受 講 料:お1人様受講の場合 51,700円[税込] / 1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込] / 1口(3名まで受講可能)
< 略 歴 >
昭 51 電通大・電気通信・応用電子工卒.昭 53 同大大学院修士課程了.同年(株)東芝入社.昭 56 防衛庁
入庁.昭 61 東工大大学院博士課程了.平 3 青学大助教授.平 6~7 イリノイ大客員研究員.平 9 青学大教
授.工博.環境電磁工学,生体電磁工学,マイクロ波・ミリ波計測に関する研究に従事.令4 青学大名誉教授,
青学大客員教授, プロジェクト教授.平 2 防衛論文賞,平 15エレクトロニクス実装学会論文賞,平 18 第 9
回エレクトロニクスソサイエティ賞等各受賞.
主な著書に,「電波吸収体の技術と応用」(平 15),「高周波領域における材料定数測定法」(平 15),
「実践 FDTD 時間領域差分法」(平 18),「ミリ波技術の基礎」(平 21),「マイクロ波伝送・回路デ
バイスの基礎」(平 25), 「Pythonによる数値計算法の基礎」(令和3年)等.
電子情報通信学会(フェロー),電気学会(フェロー),電子情報通信学会,IEEE 各会員.
最近のコンピュータの高速化や大メモリーを背景に電磁界のシミュレーション技術は急速な進歩を遂げ、
その威力を発揮している。市販のシミュレーションツールの精度は極めて向上し、ユーザーに取っては、大
変に便利なものになっている。しかし、そのシミュレーション技術の原理を知ることなく使用しているケースも
多いように思われる。ブラックボックス化されたソフトから答えが出たとき、その原理を知っていればある程
度の答えの精度などに関する検討などができるケースもあると思われる。
このような背景から、本セミナーでは電磁界解析の主流である差分法(FD)、時間領域差分法(FDTD)、有
限要素法(FEM)及びモーメント法(MoM)に着目し、その基礎的原理・原則について、その理解を助ける例題
などにも出来るだけふれて解説する。また、FDTDについては電子レンジや伝送路の解析例なども紹介する。
1. 差分法(FD)
1.1 差分とは
1.2 ラプラスの方程式
1.3 = 例題 =
2. 時間領域差分法(FDTD)
2.1 空間・時間の差分化
2.2 = 例題 =
2.3 解析例(電子レンジ、伝送路など)
3. モーメント法(FEM)
3.1 基礎事項
3.2 分類
3.3 = 例題 =
4. 有限要素法(MoM)
4.1 変分法
4.2 定式化
4.3 = 例題 =