r240691
※本セミナーはZoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
『プラスチックの力学特性と評価方法および複合化による改善手法【LIVE配信】』
~解析に必要な評価方法、ポリマーブレンド、繊維強化による力学特性の改善~
 開催日時   2024年6月27日(木) 10:30~16:30 
開催場所  【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
価格 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
学生: 55,000円 (本体価格:50,000円)
  受講申込要領
価格関連 会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
 ・1名49,500円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
備 考 ・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方は通信欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
主 催  R&D支援センター 

 ※請求書、招待メール等は、R&D支援センター社より送付いたします。

 講師 山形大学 大学院有機材料システム研究科 助教 博士(工学) 高山 哲生 氏
【ご専門】 高分子工学,高分子複合材料工学
 受講対象・レベル プラスチックの設計成形加工に携わる若手研究者
必要な予備知識  特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる
知識
 
・プラスチック成形品の力学特性を理解できる
・力学特性の評価・解析・試験方法を理解できる
・高分子複合材料の設計指針を理解できる
 趣旨 プラスチックは金属やセラミックスと比べて軽量でかつ成形加工性に優れることから、日用品、医療、食品包装などの身近な分野から自動車、航空機などの輸送機器と広域な分野で使用されている。プラスチック成形品の力学特性を知ることは、プラスチック成形品の設計に携わる上で必要不可欠である。
 本講義ではプラスチック成形品の力学特性に関する基礎知識から解説し、材料設計や構造解析に欠かせない技術や試験方法についても解説する。さらにポリマーブレンドや、ガラス繊維や炭素繊維などをプラスチックに複合化した繊維強化プラスチックの力学特性についても理論から丁寧に解説し、複合化の効果を効果的に発現するための手法についても実例を交えて解説する。 
プログラム 1.力学の基礎
 1-1 力学とは?
 1-2 力の分類(負荷形態、負荷速度)
 1-3 応力とは?
 1-4 応力の分類
 1-5 ひずみとは?
 1-6 ひずみの分類
 1-7 力学特性とは?
2.プラスチックの力学特性
 2-1 負荷形態と降伏条件
 2-2 降伏現象/クレイズとせん断帯
 2-3 引張降伏開始応力
 2-4 曲げ降伏開始応力
 2-5 縦弾性係数
 2-6 ポアソン比
3.解析に必要な評価方法
 3-1 3点曲げ試験
 3-2 ショートビーム法
 3-3 ビッカース硬さ
 3-4 ノッチ付き衝撃試験
 3-5 示差走査熱量測定
4.ポリマーブレンドの力学特性
 4-1 2つの降伏現象
 4-2 降伏条件1 界面はく離
 4-3 降伏条件2 せん断降伏
 4-4 粒子分散系複合材料の弾性率
5.ポリマーブレンドの力学特性改善手法
 5-1 Case1 有機系相容化剤
 5-2 Case2 無機系相容化剤
6.繊維強化熱可塑性プラスチックの力学特性
 6-1 3つの降伏現象
 6-2 降伏条件1 界面はく離
 6-3 降伏条件2 繊維の引抜け
 6-4 降伏条件3 繊維の破断
 6-5 繊維強化熱可塑性プラスチックの弾性率
7.繊維強化熱可塑性プラスチックの力学特性改善手法
 7-1 Case1 有機系添加剤
 7-2 Case2 ナノフィラー