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※本セミナーはZoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
『ユニバーサルデザインの基本的考え方と制作手法について【LIVE配信】』
ー「誰にでも伝わる」「誰にでも使える」が、企業の強みになるー
 開催日時   2025年7月4日(金) 12:30~16:30 
開催場所  【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
価格 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
学生: 49,500円 (本体価格:45,000円)
  受講申込要領
価格関連 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
備 考 ・資料付(製本テキスト)※データの配布はありません。
 ※ご自宅への送付を希望の方は通信欄にご記入ください。
  ご指定が無い場合はお申込み時の住所へ郵送いたします。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
主 催  R&D支援センター 

 ※請求書、招待メール等は、R&D支援センター社より送付いたします。

 講師 九州大学 芸術工学研究院 教授 博士 井上 滋樹 氏
【ご専門】デザイン
 受講対象・レベル ・印刷物、ウェブサイト、製品、建築の制作に関わる担当者
・製品開発部門、広報・宣伝部門の関係者
・経営者・役員などの意思決定者
・情報やデザインを提供している全ての方々(有形・無形問わず)
 必要な予備知識 ・特に必要な予備知識はありません。どなたでもご参加いただけます。
習得できる
知識
 
・自社の製品・サービスをより多くの人に使ってもらうためのマーケティング的スキル
・基本的なユニバーサルデザインの考え方と実践方法
・社会貢献、ブランディングへの活用方法
・障がいのある方を含む多様な人々への配慮の仕方(コンプライアンス対応)
・視認性の高いグラフィックデザインやパネルなどの制作技術
・海外の先進事例や深い専門領域への理解
 趣旨 障害とは、「未来の自分」であるかもしれません。今は健康でも、年を重ねれば視力が落ちたり、聞こえづらくなったり、体が動きにくくなる。つまり、誰にとっても「生きやすい社会」を考えることは、自分の未来を守ることでもあるのです。
本講演では、ユニバーサルデザインの基本的な考え方から実際の制作への応用までを分かりやすく解説します。特に、製品やサービスが「誰にでも伝わる」「誰にでも使える」ことが、マーケティング上の強みとなり、結果として企業価値を高めることにつながることをお伝えします。さらに、社会貢献や法令遵守の視点からもユニバーサルデザインの重要性を見直し、多様化する社会において不可欠な要素であることを理解していただきます。
<得られるメリット>
・より多くの顧客への情報伝達・製品使用につながるマーケティング効果
・企業の価値・社会的評価向上によるブランディング効果
・多様性への配慮による社会貢献および法令遵守(コンプライアンス対応)
・国際的事例から学ぶ先端的ユニバーサルデザインの知見
プログラム 1. ユニバーサルデザイン概論
 1-1. ユニバーサルデザイン概論
   ・ 街の中に隠れているユニバーサルデザイン
   ・ 右利き用のデザインの偏り
   ・ 色覚多様性への配慮
   ・ 自分視点から他者視点への転換
2. 日本国内におけるユニバーサルデザインの動き
 2-1. 過去5年の国内のユニバーサルデザインの動き
   ・ 大阪・関西万博におけるUD対応
   ・ 東京メトロのナビゲーションアプリ
   ・ 観光庁の「心のバリアフリー」推進
   ・ 改正障害者差別解消法の施行
 2-2. 企業・団体の具体的な取り組み
  ・ ユニクロの店舗におけるユニバーサルデザイン化
  ・ ヤマト運輸の「指さしボード」導入
  ・ NHKのアクセシビリティ活動
  ・ TBSによるユニバーサルデザイン推進
3. なぜユニバーサルデザインが必要なのか
 3-1. ユニバーサルなマーケットの拡大
 3-2. より多くの顧客への対応
 3-3. ハードとソフトの両面からの必要性
4. 地域・エリア開発におけるユニバーサルデザイン
 4-1. 米国・ボストンにおける地域開発の実例
 4-2. 日本・嬉野温泉地での取り組み
5. ユニバーサルデザインのメリット
 5-1. より多くの人の社会参加と生活支援
 5-2. 企業の社会的評価の獲得
 5-3. 売上げへの貢献と新しい市場の開発
6. 米国におけるユニバーサルデザインの起源と制度
 6-1. 米国におけるユニバーサルデザインの起源と発展
 6-2. 米国の法規制と情報保障
   ・ カード規制を含む法制度
   ・ 情報のユニバーサルデザイン
   ・ 映像字幕における配慮
 6-3. 米国の研究機関と専門手法
   ・ IHCD(Institute for Human Centered Design)の手法
   ・ MITにおける研究事例
7. 米国における政策的手法と企業の取り組み
 7-1. デザイン分野での政策的アプローチ
   ・ グラフィックデザイン
   ・ パッケージデザイン
   ・ 色覚多様性への対応
 7-2. 製品開発と共創プロセス
   ・ 製品開発への導入
   ・ インクルーシブラインの政策手法
   ・ ユーザー共創型開発サイクル
   ・ アカデミック・プルーフとエビデンスの効果
 7-3. 組織・事業としての展開方法
   ・ 製品販売への結びつけ
   ・ 社内展開(部門間の連携)
   ・ 社員・関係セクションとの協働
   ・ 全社的なUD推進手法
 7-4. グローバル展開と地域適応
   ・ 国際展開の可能性
   ・ グローバル化に伴う製品対応
   ・ 現地での情報吸収と開発への反映
   ・ 海外での成功事例
8. まとめ
※本講演内容は、最新の情報や事例を反映するため、項目が変更となる可能性があります。